学生時代から「新潟で、法律の知識を活かして人の役に立つ仕事がしたい」と考えていました。公務員試験対策にも取り組んでいたため、当初は公務員が第一志望でしたが、法律系の仕事にも興味があり、並行して司法書士・行政書士事務所で相続業務のアルバイトも経験していました。ただ、士業の事務所にはどこか硬いイメージがあり、自分に合うのか不安があったのも事実。そんな時にトラストの会社説明会を知り、足を運んだことで印象が大きく変わりました。職場の雰囲気も、働く人たちの表情も、想像していた士業事務所とはまったく違っていたんです。
「ここなら、興味のある仕事ができる。自分が働きたいと思える環境にも合っている」。そう感じて、公務員試験を途中で辞退し、入社を決めました。学校の先生たちには驚かれましたが、自分にとってはそれくらい大きな出会いでした。新潟で長く働けること、転勤がないこと。子育てや家庭との両立を考えた時にも、ここでずっと働けるという安心感は、大きな決め手になりました。
現在担当しているのは、亡くなられた方の不動産の名義変更や金融資産の解約手続きが中心。相続放棄、生前贈与、遺言書作成などにも携わっています。内定後の10月からトラストでアルバイトをしていたので、戸籍の読み方やソフトの使い方など基礎的な部分は理解した状態で入社できました。秋頃からは自分が担当者として案件を進めるようになり、常時担当する案件数は、1年目は10件台、2年目は20件台、現在では40件台半ばの案件を同時に担当するまでになりました。
難しいのは、一つとして同じ案件がないこと。事務所に司法書士は2名で業務量に対して多くないため、最初に司法書士とお客様とお話しした後は、自分が窓口になって「この案件はどう進めるのが一番良いか」を考えて司法書士に提案していきます。デスクで黙々と進める仕事だと思っていましたが、実際にはお客様のご自宅や銀行へ伺うことも多く、人と関わる機会がたくさん。人と話したり外に出るのが好きな私にとっては、良い意味でのギャップでした。毎週金曜日には勉強会もあり、登記だけでなく税金面の知識も学べる環境です。
仕事のやりがいは、お客様から「お願いして良かったです」「安心しました」と言っていただけることです。初めて一人で担当した案件で長岡まで伺った時、「実は、初めて一人で担当した案件なんです」とお伝えしたところ、「A.K.さんが担当で良かったよ」「100点満点だから自信を持って」と言ってくださって。祖父母ぐらいの年代の方で、孫のように温かく接してくださったことが、強く印象に残っています。
最近では、相続手続きを進める中で、日本だけでは戸籍を揃えることができず、海外から戸籍を取り寄せる必要がある案件を担当しました。戸籍を確認した際、将来的にご兄弟の相続でも同様に手続きが複雑になる可能性があると感じ、「今後に備えて公正証書遺言をご提案してはどうか」と司法書士へ提案しました。結果、ご提案文書を作成してお客様へご案内し、ご兄弟の方の公正証書遺言作成もお任せいただくことができました。手続き完了時のお客様の安堵された表情を見て、自ら考えて行動した提案でお役に立てたことに、大きなやりがいと自信を感じました。
将来は、相続チームのリーダーM.Y.さんのように、お客様からも社内からも「この人に任せれば安心」と思ってもらえる存在になりたい。仕事と家庭を両立しながら活躍する先輩方のように、かっこよく働き続けられる人を目指しています。

